当院は平成7年11月に駅南クリニックとして誕生いたしました。その後、平成22年6月に建物の新築改装に伴い、名称を磐田メイツクリニックへと変更いたしましたが、当地にて17年、変わらず透析専門クリニックとして地域医療に貢献してまいりました。今後も安心して診療を受けていただけるよう、日々努力を続けていきたいと考えております。
私の考える磐田メイツクリニックの特徴は以下の通りです。
(1) 高齢の患者さんの透析を積極的に行います。
近年糖尿病性腎症による透析導入患者さんが増加しており、今後患者さんの高齢化が予想されます。当院では、送迎システムを充実させることによって、移動手段を持たない遠方の患者さんの通院を可能にし、中でも特に高齢の患者さんおよびご家族のサポートを積極的に行っていきます。
(2) 働きながら透析を行う患者さんを歓迎します。
透析患者さんの中には一家の大黒柱となっている方もいらっしゃいます。体力的にもまだまだ働くことができる患者さんのために、夜間も透析を行い、働きながらの透析をサポートしていきます。
(3) シャントの総合的管理を重点的に行います。
透析患者さんにとってシャントの日常管理が重要なものであることは言うまでもありません。当院では、シャントエコー・造影を利用してシャント管理を行い、必要に応じてPTA(狭窄してしまったシャントを広げるためにバルーンを使って行う治療)・手術などの治療を責任を持って行っていきます。
(4) レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)・睡眠時無呼吸症候群などの合併症に対して積極的に診断・治療を行っていきます。
平成22年10月に磐田市中田(旧豊田町)に磐田メイツ睡眠障害治療クリニックが開院いたしました。透析患者さんに発症が多く、生命予後に影響を与える合併症に対して、2つのクリニックが協力して診断・治療を行っていきます。
(5) 患者さんに選んでいただける透析専門クリニックを目指します。
近年都市部では、患者さん自身が治療を受けるクリニックを積極的に選択する傾向が強くなっております。磐田市近辺でもそういった患者さん主体の医療環境の整備が進んでおり、当院も患者さん自身に選んでいただける癒しの空間を目指して努力を重ねていきたいと考えております。